duymakは、実は聞いていない!?
duymakとdinlemekは「聞く」という意味の他動詞ですが、状況によって使い分ける必要があります。duymakは意識しなくても自然に「聞こえてくる」、dinlemekは自分で意識して「聞く」ということです。つまり、聞こうとしないにもかかわらず「耳に入る」「聞こえる」のがduymakで、自分の意志で「耳を傾ける」「聞く」のがdinlemekということになります。
(あなたは)私の声が聞こえていますか? Beni duyuyor
musunuz?
(あなたは)私の話を聞いていますか? Beni dinliyor
musunuz?
ムスタファは男の話が聞こえていたが、耳を傾けていなかった。
Mustafa adamın konuşmasını duyuyordu ama
dinlemiyordu.
なお、トルコ語で「聞き取り(リスニング)テスト」は、dinleme
testiと言います。duyma testiと言うと「聴力検査」のことを指します。
参考
ニューエクスプレストルコ語 p.77, p.103
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