トルコ語辞典〈ポケット版〉の使い方
見出し語にすぐ続くゴシック体の注記は、正書法上の例外を示します。
1) ağız,-ğzı, burun,-rnuなどは母音で始まる語尾がつくと、最終音節の母音が落ちることを示します。「私の口」はağzım、「鼻の」はburnunとなります。
2) hak,-kkı, hat,-ttıなどは母音で始まる語尾がつくと、二重子音になることを示します。「私たちの権利」はhakkımız、「路線へ」はhattaとなります。
3) etmek,-der, gitmek,-derなどは語幹末に母音で始まる語尾がつくと、無声子音-tが有声子音-dに交替することを示します。「~している」はediyor、「行くつもりだ」はgidecekとなります。≪NEトルコ語
P.135参照≫
4) saç,-çı, süt,-tüなどは母音で始まる語尾がついても、語末の子音-ç,-k,-nk,-p,-tが-c,-ğ,-ng,-b,-dに交替しないことを示します。「あなたの髪」はsaçınız、「乳を」はsütüとなります。。≪NEトルコ語
P.18参照≫
5) dikkat,-ti, meşgul,-lüなどは後続の接尾辞・語尾・付属語が母音調和の法則に従わないことを示します。「不注意の」はdikkatsiz、「(あなたは)手が塞がっていますか」はmeşgul müsünüzとなります。